和綴じの糸かがり方法を撮影中
- 2020.07.15 Wednesday
- 15:51
和綴じを広めたい! そんな気持ちから糸かがり部分の動画撮影中。YouTubeにアップ予定です。
最近は、皆自分のスマホなどで撮影してYouTubeにアップしている人も多いですね。
でも、今回は長年動画撮影のプロダクションをされてきたベテランさんにお願いしました。
和綴じを広めたい! そんな気持ちから糸かがり部分の動画撮影中。YouTubeにアップ予定です。
最近は、皆自分のスマホなどで撮影してYouTubeにアップしている人も多いですね。
でも、今回は長年動画撮影のプロダクションをされてきたベテランさんにお願いしました。
数ヶ月前までは考えられなかった世の中の変化。
コロナ禍の自粛生活。
でも、こんな時だからこそ、「自分史」が力を発揮すると思います。
例えば私たちが、「神戸の大震災の時、どうしていた?」「3.11の時はどうしていた?」と語るように、
今の小学生は大人になったとき、「コロナの時は何歳だった? 家で何をしていたの?」と会話をするのでしょう。
そのとき大人は? うちの家族は? みんな何を考えていた? そこから何か変わった?
大人から子どもへ、この経験を「つらかったね」だけでなく、希望につなげることこそが大人の責任なのかもしれません。
今の時代の出来事はいつの日か、歴史の本の中に残るはず。
でも、そうして記録される言葉が、大きな声を上げる政治家の言葉とマスコミの言葉だけになったら困ります。
今、まさに真っ只中に生きている生活者であるひとりひとりが、思ったことや行動を記録に残すことが大切です。
どのくらい経ってかわかりませんが、振り返ったときに、その記録のひと言が未来に生きる人の知恵となるかもしれません。
今の思いを文章にして残してみましょう。
編集制作に携わってきた本が出版されました。
NPO終活支援センター理事の谷口亨さん(船橋高校出身/「船橋人物図鑑」にも登場)の著書『家族信託を活用して我が家は「終活」進行中』です。
相続等の多くの相談を受けてきた弁護士である著者が、自ら実践した「終活」のお話。
「終活」についての考え方から、まだまだ知られていない「家族信託」について、実際の解決事例7例をQ&Aの相談から解答までわかりやすく解説しています。
終活は遠い未来の話ではありません。
明日からの日々を清々しく迎えることにつながり、今後の人生や家族の関係を見直すいいきっかけになるものだと、製作中ずっと感じてきました。
amazonで発売中です。
【10月6日(日)夜11:00〜「情熱大陸」】
身近な方が亡くなったり、病気になると<いのち>について考える。でも、しばらくすると、明日も明後日も、来年も5年後も、 10年後もフツーにあると思っている自分がいる。
そんな私に折に触れ、<いのち><自分らしく生きること>を考えさせてくれる方・甲府市の在宅ホスピス医内藤いづみさん。本作りのお手伝いをご縁に15 年以上のお付き合いになる。
向かい合う患者さんひとりひとりが、その方らしく生き切るために何をしたらいいかをいつも考えている方。
10月6日(日)夜11:00〜のテレビ「情熱大陸」に登場です。在宅医療、看取り、終末期の在り方が語られるのか。どんな宿題をいただけるのか。とても楽しみ。
船橋市中央図書館で行われた3回連続講座「自分史を書こう」の第1回目。自分史カフェ*本間さんが小諸市図書館で行なった<1冊の本から>を参考にさせていただきました。
16人参加のうち、「思い出の本はタイトルは分かるけど、子供の頃の本なので手元になくて」「断捨離してしまって。としょかんにもなかったので」「太宰の本だから1冊だけ、なかなか選べなくて」と、持参できなかった方が3人いましたが、図書館スタッフがそのうち2冊を探してきてくれ、ファインプレーを披露^_^
「ひとり30秒ですよー」と始めて8分くらいで終わる予定の自己紹介が20分!近くかかりあせりましたが、その後グリープ内で持参した思い出を共有し、文章を書き、またグループ内で「まだ、未完成ですが」という前提で発表しました。
感想に
・いろいろな人の意見を聞けてよかった
・3回しゃべれてよかった
などがあり、2時間の講座のうち半分はワーク&発表・意見交換という流れは、講師の私がラクしちゃう感じでしたが^_^
今回の参加者さんたちには、よかったのかもしれないと思いました。
来月第2回目は「1枚の写真」、3回目はもう一度「思い出の本」で やります。
毎年、お仕事をいただいている、甲府市の在宅ホスピス医内藤いづみ先生の講座。ホスピス・在宅ケア研究会やまなしの主催です。今年はロイヤルホテル八ヶ岳で開催されました。
今年は、昨年末にお母様を亡くされたお話を中心にした、まさに大切な自分史の一部。
母への想い、自分や夫の関わり方、母と同居していた弟、弟のお嫁さんの関わり方。最後は施設で見送ることになり、泊り込んで見たものの、自宅と同じようにはいかなかった、ひとりで母の隣に寝ているのは少し怖い気がしたという赤裸々な気持ちも。
「家は患者さんだけではなく、看ている家族にとっても楽なんです」と、実感からの言葉も伝えていただきました。
「最後は長く一緒に暮らした弟のお嫁さんがそばにいるときに息を引き取ったの。それは母の弟のお嫁さんに対する感謝の気持ちからだと思う」。そう言いながらも長女のいづみ先生は、きっとちょっと寂しかったんだろうなと思ったりしたのでした。
あったかな感じの冊子にまとめて、参加できなかった方々に読んでもらわなきゃ。
懇親会では新潟市の斎藤医師が持ってきてくれた日本酒が美味しかった!
6月 17日(日)
一般社団法人自分史活用推進協議会の 「自分史活用アドバイザー認定講座」で講師を務めました。
『自分史活用アドバイザー』 認定講座のカリキュラムは次のような項目からなっています。
・自分史の魅力と活用法、表現法
・パソコンを活用した自分史のつくり方
・自分史のつくり方
・自分史を出版する
・自己分析ツールとしての自分史
・コミュニケーションツールとしての自分史
・パーソナルブランディングツールとしての自分史
・自分史活用アドバイザーとしての仕事のすすめ方
私が担当したのは「自分史のつくり方」「自分史を出版する」です。
基本を押さえつつ、私が今まで培ってきた自分史作成のスキルを伝えたいと、さまざまな事例を出しながらお話しさせていただきました。「
自分史作成」は、お客様一人ひとりに合わせて対応する仕事なので、これ!といったパターンを決めて、そこに当てはめるようなことはできません。
人と関わりあうことが好きで、その方に興味を持って、その方の思いを汲みながら進めていく仕事。
講座を終了し、「自分史アドバイザー」になっても、その都度その都度勉強です。
参加された方々は、出版社で本づくりをされている方。自分史を事業にしていこうとしている方、社史作成をされている方など、すでに自分史を仕事にされている方も多く、懇親会では貴重な情報交換もできました。
3月 24日、船橋市の後援をいただいてNPO終活支援センター主催の「終活講座」が、船橋勤労市民センターで開催されました。
テーマは「人生100年時代の認知症と終活」。
私も講座を担当し、「自分史で輝く明日 〜思い出すことで認知症予防を〜」というタイトルで話をしました。
公益財団法人認知症予防財団の予防の10カ条には、「考えをまとめて表現する習慣を」とあります。
また思い出して、構想して、書いて、読み返してという一連の作業は、脳全体を使うため、認知症対策として
上手に自分史を使えるといいですよね。
お客様の本が印刷所から届きました。
「連休に娘たちが家族で泊りにくるんです」
そう言っていたKさん。じゃあ連休前にお届けしなきゃと、車で1時間ちょっとの佐原まで本を届けに行きました。
Kさんは、2年前に成田市のカルチャーセンターで行われた「自分史講座」を受講してくれた方で、今回の本は2冊目です。
千葉県にマッシュルーム栽培を根付かせた先駆者で、ベトナムなどでもマッシュルーム栽培を指導してきた方。
マッシュルーム栽培をスタートした経緯や、共に栽培に携わった人たちのことを記しておきたいと作りました。
佐原市にとっても貴重な記録だと思います。国会図書館、千葉県立図書館にも納本しました。
15時に東京駅の八重洲口で打ち合わせが入りました。
あっ、銀座が近い。シネスイッチ銀座で映画を見よう!
以前から気になっていた「あなたの旅立ち、綴ります」は、ビジネスで成功した老婦人のハリエット(シャーリー・マクレーン)の終活を軽いタッチで描かれたもの。
「自分の訃報記事はどんな内容になるだろう」と考えたハリエットは、新聞記者マン(アマンダ・セイフライド)に取材を依頼するが、出てくるコメントは悪口ばかり。そこで、良い記事を書かれるために、良き行いをしようと奮闘すします。
人生の集大成にする予定が、人生の新たな挑戦へと駆り立てることに。人は何歳になっても、誰かと関わり、人生の次のステップを踏み出すことができるんだなあ。
自分史を作ることによって、自分を振り返ることによって、本当にやりたいこと、しなかったこと、できること、いろいろと見えてきます。そんなことを改めて確認できた映画でした。